センバツ優勝の興南(沖縄)が3日、史上6校目の春夏連覇へ向け、甲子園練習を行った。エース左腕・島袋洋奨投手(3年)は、春の感触を思い出すように9球を投げ込み、その後はリラックスムード。他の主力選手は、打撃練習に時間を割いた。我喜屋優監督(60)は「経験も他のチームよりあるし、精神的にもコントロールできる。春はまだまだ足りないところもあったが、目に見えない成長がある。大きな信頼関係があると思う」と、チームの仕上がり具合に手応えをつかんでいた。