宮崎市で口蹄(こうてい)疫の疑いがある牛が再び見つかった問題で宮崎県高野連は6日、緊急理事会を開き大会日程の見直しや応援態勢について再協議する。今回、感染の疑いが出たのは試合会場であるアイビースタジアムに近いため、使用できない可能性が高い。

 16日に移動制限が全県で解除される見込みだったため、1日の理事会で当初の日程から6日遅らせて開幕を決定。新たな感染が出なければ応援態勢も制限しないことを決めていた。今回の再感染の疑いが出たことで、無観客試合なども検討される。「27日の決勝はギリギリで、これ以上遅らせることはできない。開幕を早める方法もあるが選手の調整の問題もあるので難しいでしょう」と宮崎県高野連の猪股整理事長(55)は話し、会場の確保などが検討される見込みだ。