山梨大会 優勝記事
日川30年ぶり3度目の晴れ舞台/山梨大会
- 30年ぶりの甲子園出場を決めた日川の古屋投手(中央)は勝利の瞬間、竹下捕手と抱き合って喜ぶ(撮影・森本隆)
- Vへの足跡
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日川Vへの足跡 2回戦 8-2 上野原 3回戦 3-1 都留 準々決勝 8-1 日本航空 準決勝 3-2 日大明誠 決勝 4-3 富士学苑
<高校野球山梨大会:日川4-3富士学苑>◇7月25日◇決勝
日川が富士学苑を4-3で下し、甲子園出場を決めた。日川のエース古屋佳樹投手(3年)が、投打にわたる活躍で30年ぶりの甲子園を導いた。2回1死二、三塁で、左中間を破る先制の2点適時二塁打。「あれで自分を楽にできた」と振り返る。最速125キロながら右横手からのスライダーをまじえ凡打の山を築いた。終盤には変化球を増やす配球も生きて、富士学苑の追撃をかわした。準決勝の日大明誠戦では延長15回、207球を投げ抜いた。この日は121球を投げ、2日間で計328球。24日約20分、水風呂に入り、疲れを取った効果が出た。日川の甲子園は、池谷公雄監督(48)が主将だった80年以来となる。純白のユニホームが30年ぶりに晴れ舞台を踏む。
[2010年7月26日09時30分 紙面から]
◆日川 1901年(明34)、山梨県第二中として創立の県立高。生徒数は831人(うち女子は355人)。48年、学制改革により現名称に改称した。甲子園は春1度、夏は2度出場。部員数は51人。ラグビーも名門として知られ、花園出場39回を誇る。ほか重量挙げ、バレーボールも強豪。主な卒業生に元プロレスラーの故ジャンボ鶴田さん、作家の林真理子氏らがいる。所在地は山梨市一町田中1062。窪島紀人校長(57)。
山梨大会
優勝 | 参加校 | 組み合わせ表 | 春季大会優勝校 | 昨夏代表校 |
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日川 (30年ぶり3度目) |
38校 |
ダウンロード[PDF] | 日川 | 山梨学院大付 |
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