オリックスの清原和博内野手(41)が1日、京セラドーム大阪で行われたソフトバンク最終戦で、プロ23年の現役生活に終止符を打った。チームはクライマックスシリーズ(CS)に進出するが、清原は出場しない。

 試合前、ソフトバンクの王貞治監督に花束を贈られ、握手を交わすと、清原は目を真っ赤にした。マリナーズのイチロー外野手も観戦に訪れる中、4番DHで出場し、6回の第3打席で適時二塁打を放つなど、通算2338試合目は4打数1安打1打点、2三振だった。8回の最後の打席はフルスイングで空振りの三振だった。

 通算成績は2122安打、525本塁打、1530打点。