今年もイチローのプレーが日本で見られそうだ。AP通信が21日、今季イチロー外野手(41)が加入したマーリンズの試合中継について「イチロー・スズキと契約した結果、少なくとも90試合が日本でテレビ放送される予定だ」と伝えた。

 マ軍はこの日、ファンフェスタを開催。ドミニカ共和国、ベネズエラ、キューバなど中南米にもファン層が拡大している。日本中継の吉報を受け、サムソン球団社長は「我々もついに、世界的に名高いチームへと羽ばたく滑走路を走りだした」と海外での知名度アップに大喜びだという。

 イチローはメジャー通算3000安打まであと156安打に迫るなど、将来の殿堂入りが確実な選手として日米の注目を集めている。明るい話題の提供で球団のイメージアップも期待でき、マ軍としてはイチローの宣伝効果は大歓迎のようだ。