キャンプインした20日に左脚付け根を痛めたカブス和田毅投手が25日(日本時間26日)、元気に投球練習を再開し「全然問題ないです」と話した。

 別メニューから全体練習に戻ったのが2日前。キャッチボールや遠投を経て、この日は捕手を座らせて約40球を投げ込んだ。球数を予定より増やすほど体調は良く「最後のほうは意識して力を入れて投げた」という。

 新たに習得中のカットボールを右打者の内角を想定しながら投げるなど、実戦に向けた準備を着々と整え「何球か高めに抜けたが、あのぐらいだったら大丈夫だと思う」と自信を深めた様子。左脚については「トレーニングをする時に気は使っている」とは言うもののほぼ完治した状態で、守備練習でベースカバーに入る時にはきびきびとした動きを見せた。

 チームはこの日から野手が合流し「次は(味方の)打者相手に投げるので、これからオープン戦に向けてしっかり調整していきたい」と意欲的だった。