マーリンズのイチロー外野手(41)が、早くもチームの「顔」として定着し始めた。マ軍にとって、初の日本人ということもあり、本拠地マイアミにある日本国総領事館と球団との間でイベント開催を検討。公式戦中に「ジャパン・デー」を設定する計画を進めていることが25日(日本時間26日)、明らかになった。日時、詳細は未定だが、和太鼓などをはじめ、特徴的な日本文化を交えた構成になる見込みだ。

 また、球団内部では「イチロー・グッズ」の製作にも着手した。正式な入団決定が1月下旬だったこともあり、現在はアイテムを選択中。「これまでに、問い合わせがかなりあります」(販売関係者)。春季キャンプ中には間に合いそうにないが、4月6日(同7日)に本拠地で行われる開幕戦までには、Tシャツなどがチームショップに並ぶ予定。マ軍にすれば、戦力面だけでなく、イチローが生み出す「経済効果」にも期待してよさそうだ。(ジュピター=四竈衛)