ヤンキースのキャンプに臨時インストラクターとして参加している松井秀喜氏(40)が27日(日本時間2月28日)、今キャンプで初めて打撃投手を務めた。

 若手捕手4人のフリー打撃に登板し、約15分間、計133球を投げ切った。注目? の「新旧55番対決」では、今季から「55」を背負うロマイン捕手に3本塁打を打たせるなど、テンポも制球も良い、好投手ぶりを披露した。「いいボールを投げると、(周囲に)褒められました」。もっとも、最近はほとんどキャッチボールも行っていなかったそうで、「明日は体がバリバリになると思う」と、自らトレーニング不足を認めていた。(タンパ=四竈衛)