マリナーズ岩隈久志投手(33)が2日(日本時間3日)、キャンプイン後初めて打者を立たせた投球練習を行った。

 当初ではフリー打撃で登板予定だったが、あいにくの雨のために屋根付きブルペンでの投球練習に変更。試合で投げる時と同様に、最初は通常のブルペン投球を31球行い、続いて延べ5人の打者を打席に立たせて43球を投げた。打者はバットを振ることはなかったが「打者を見ながら投げる感覚、ストライクを取る感覚が見えてきた」と収穫は十分。スプリットが抜けて死球を当て、練習後に謝りに行く場面も。「よかったです、大怪我じゃなくて(笑い)」と話した。