レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(28)がオープン戦初先発に臨んだが、右上腕三頭筋の張りのため1回を投げ終えて降板した。

 1球目の速球が89マイル(約143キロ)を記録するなど、普段とは違った立ち上がりとなったこの日。先頭エスコバルに右前打を許すも、続くダイソンを二ゴロに打ち取って1死一塁。その後は、3番ホスマーを速球で左飛、4番モラレスをチェンジアップで空振り三振とし、最速は92マイル(約148キロ)止まりながらも12球で初回を締めくくった。

 ベンチに戻った後、マダックス投手コーチに張りを訴えて降板。ダルビッシュは「あんまり力を入れずにコントロールだけ意識して投げました。ブルペンを投げてだんだん張ってきたかなって感じ。まったく心配する必要はないです」と軽症を強調した。

 今後のスケジュールについては未定。