右肘内側側副靱帯(じんたい)を損傷したレンジャーズのダルビッシュ有投手(28)が、「明日」と題して16日(日本時間17日)にブログを更新した。

 17日(同18日)にトミー・ジョン手術と呼ばれる靱帯修復手術を受ける心境をつづった。

 ダルビッシュは「明日右肘内側側副靭帯移植手術を行ってきます。右手首にある腱を肘に移植します。復帰までは一年になります」と書き出した。

 そして「その右肘の靭帯と共に生きるのも今夜が最後です。寂しいですが、残念ではありません。こんなとこまで連れて来てくれたのですからもう本当に感謝しかありません」と胸中を吐露。

 さらに「今の正直な心境は落ち着いていて、前を向いてしかいないと言うことです。次に見る『ダルビッシュ有』は前より強いかもしれませんし、弱いかもしれません。その“結果”がどうであれ“結果”に向かうリハビリと言う“過程”においては絶対妥協はしませんし、タダでは手術はしません。これは“ダルビッシュ有の始まり”か“ダルビッシュ有の終わり”かはまだ判別がつきません。ただ愛する“野球界の発展”に繋がる事は確実だと考えています」とつづった。

 最後は「明日の手術頑張ってきます。自分は生まれ変わってもまたこの靭帯と一緒になりたいです」と締めた。