ジャイアンツ青木宣親外野手は「全体的に良かった」と満足そうだった。

 相手先発は、開幕戦で対戦予定のコールメンター。癖のあるフォームに惑わされることなく、ぐっと腰をためて右前にはじき返し「いい形になってきている。捉え方が全然違う」と自画自賛だった。

 0-5の6回無死二塁からは進塁打を打とうか迷った揚げ句の左飛に倒れ、コーチに確認すると「5点差でも右に(進塁打を)打ったほうがいい」との答えだったという。「(昨季所属した)ロイヤルズと見事に違う。基本的には1点でも多くという考え方」と感心した様子だった。