マリナーズ岩隈久志投手(33)が23日(日本時間24日)、3Aの練習試合に先発し、5回を投げて6安打8奪三振1四球で2失点だった。

 毎回先頭打者にはレンジャーズ秋信守が立つ変則的な形式の試合で登板した。注目の秋との対決は、初回はツーシームで空振り三振を奪ったものの、2回は左中間二塁打、3回は右前打、4回は左飛、5回は左翼線二塁打だった。

 その他の場面では、これまで課題としていたスプリットの制球が低めにまとまりはじめ、カーブを有効に使う配球をした。2回以降は毎回安打を許して6安打だったが、8つの三振を奪い「(オープン戦とは)雰囲気が違うので集中するのが難しかった。シーズンにはいつでも入れる。あとは気持ちを高めるだけ」と話した。

 次回は28日(同29日)のジャイアンツ戦で先発予定だ。