米経済誌フォーブスは25日、大リーグ30球団の資産価値についての調査を発表し、田中将大投手の所属するヤンキースが32億ドル(約3810億円)でトップだった。

 前年の25億ドルから28%増となり、同誌が調査を開始した1998年から18年連続の1位。米スポーツ界全体でもプロフットボールNFLのカウボーイズと並ぶ首位につけている。

 2位はドジャースで24億ドル、3位は上原、田沢の所属するレッドソックスで21億ドル。青木が所属し、2010年からの5年間でワールドシリーズを3度制したジャイアンツは4位で、前年から倍増の20億ドルだった。

 巨額のテレビ放送権料が収入増に拍車をかけ、大リーグ30球団の平均資産価値は12億ドルを記録。この1年の伸び率がこれまでの最高を更新する48%となったほか、10億ドルを上回った球団も15球団となり、昨年の5球団から3倍増となった。