右肘靱帯(じんたい)の修復手術を受けた米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手が29日、キャンプ地のアリゾナ州サプライズでのリハビリを終え「全部の回復が早いので、やっていることは良いのかなと。(このペースなら)12カ月で(戦列に)帰ってきてもかなり違うと思う」と順調な回復を強調した。

 手術からは12日目。15センチほどの手術のあとは痛々しいが、すでに固定具を外して右肘の屈伸運動を始めている。右手首から移植したけんについて「(執刀医に)今まで見た中で一番大きいと言われた。めちゃくちゃ喜ばれました」と手術の裏話も披露した。

 ダルビッシュは30日にチームより一足早く本拠地のアーリントンに移動し、来季の復帰を目指してリハビリを継続する。