ヤンキース田中将大投手(26)が、レッドソックス戦で今季2度目のマウンドで初白星を挙げた。5回まで97球を投げ、4安打、3四球、4三振、2暴投で4失点(自責3)だったが、打線の大量援護を受け勝利投手の権利を得て降板した。

 しかし4回には先頭の3番オルティスに四球を与え、2度の暴投で三塁へ進まれると4番ラミレスに犠飛を許し、さらに安打と四球、味方内野の失策などで3点を失った。5回にはラミレスにソロ本塁打を許すなど、完全に満足のいく内容とはいかなかった。

 田中は「僕自身は仕事ができなかった。こういう内容でも、チームがたくさん点を取ってくれたので。ズルズルと締まらない試合をしてしまって、情けないっていうのはありますけど。そういう中で勝てて良かった。少しずつ状態を上げていければいい」と話した。