右脚付け根の張りで故障者リスト入りしているレンジャーズ藤川球児投手が14日、傘下マイナー2A、フリスコの一員としてテキサス州フリスコでのノースウエストアーカンソー戦で故障後初めて実戦に登板した。1回を投げ、3安打3失点(自責点1)だった。

 3月31日のオープン戦以来のマウンド。2-3の8回3番手で救援し、遊撃手の失策と、暴投で無死三塁とされた後、3連打に失策が絡んで3点を失った。

 最速は90マイル(約145キロ)で低めに切れのある球もあり「体の状態としてはいい。悪い球という感じはなかった。打者の仕掛けが早いので、それに対応しきれなかった」と振り返った。

 最短での出場登録は16日から可能で「僕はもういつでもいける準備をしている」と話すが、マイナーでさらに調整登板する可能性もある。