左太ももの張りで故障者リスト入りしているカブス和田毅投手が22日(日本時間23日)、傘下マイナー3A、アイオワの一員としてアイオワ州デモインでのニューオーリンズ戦に先発で2度目のリハビリ登板し、5回1/3を6安打2失点。4四球、5三振で勝敗は付かなかった。

 「体は大丈夫」と話し、けがの回復は順調な様子。ただ、カブスは現時点で先発の駒がそろっており、3Aで調整を続けて復帰の機会を待つことになりそうだ。

 気温は10度を下回り、強風の中で89球を投げた和田は「寒かったので、また痛めないように気をつけた」とけがの再発に注意しながらの投球だった。1回は右越え二塁打などで先制を許し、3回も適時二塁打を浴びてさらに1死二、三塁。敬遠で満塁とし、後続を三振、三ゴロと踏みとどまったものの「結果としてはいいかもしれないが、内容は納得していない」と満足していなかった。