左太ももの張りで故障者リスト入りしている、カブスの和田毅投手は2日、傘下マイナー3Aアイオワの一員として本拠地でのオクラホマシティー戦に先発し、7回を2安打2失点(自責点0)と好投した。

 1回に味方の失策が絡んで2点を失い、3敗目(0勝)を喫したものの、4度目のマイナー登板でようやく納得できる投球ができた。伸びのある速球で三振を奪い、変化球も制球され、3回以降は完璧に封じた。

 4月29日にカブスの本拠地シカゴへ出向いてブルペンで投球練習を行い、けがの影響で崩れたフォームを修正したという。実戦で手応えを得た和田は「久しぶりにボールを操れた。少し安心した。継続していきたい」と明るい表情だった。