マーリンズ・イチロー外野手(41)がナショナルズ戦に「7番左翼」で出場し、今季2度目となる2試合連続マルチ安打を記録した。

 2回無死三塁で先発右腕ストラスバーグから先制の適時左前打を放ち、次打者の死球で二塁に進塁した後、相手投手の送球エラーの間に一気にホームまで走り決勝となる2点目の得点を記録した。

 3回は2死一塁で中前打を放ち、4打数2安打1打点1得点で、打率を2割9分3厘にまで上げた。この2安打でメジャー通算2866安打となり、ホワイトソックスなどで活躍したハロルド・ベインに並ぶ歴代43位に浮上。同42位のベーブ・ルースまであと7安打に迫った。

 イチローは、相手失策の間にホームまで走ったことについて「(行く判断は)感じ、感じ。そういうのはセンスだから」と話した。