マーリンズのイチロー外野手(41)がナショナルズ戦に「7番左翼」で出場し、0-0の2回に先制の適時打を放った。

 無死二、三塁で13年サイ・ヤング賞受賞の右腕シャーザーから初球の151キロ速球を左前打。これで連続試合安打を7に伸ばし、13年4月7~9日以来となる3試合連続打点を記録した。安打はメジャー通算で2867とし、ハロルド・ベインズを抜いて歴代単独43位に浮上。42位のベーブ・ルースにはあと6安打と迫った。4回は二ゴロ、7回は投ゴロ、8回は空振り三振で、4打数1安打。打率は2割9分1厘となった。

 チームは、相手の4番ハーパーに3打席連続本塁打を浴びるなどで逆転され、3番スタントンの3ランなどで追い上げたが及ばなかった。

 イチローは、開幕からここまで28試合すべてに出場したことについて自身でどうとらえているかと問われ「そんなことメディアに言うわけないじゃないですか。でも先発はとてもラクだということは言えますね」と話した。