ヤンキースの指名打者アレックス・ロドリゲス(39)が、オリオールズ戦3回に今季7号ソロを放ち、メジャー通算661本塁打としてウィリー・メイズを抜き歴代単独4位に浮上した。2死無走者でセンターへの大きな1発を放つとスタンドが大きく沸き、カーテンコールに応えた。

 次に目指すのは歴代3位ベーブ・ルースの714、次が2位ハンク・アーロンの755、そして歴代トップのバリー・ボンズの762本となる。

 チームは5回に1点リードし、投手陣の好投で2試合ぶりに勝利した。

 ロドリゲスは、薬物使用で1年間の出場停止処分を受けた昨年を振り返りながら「1年前は自分がカーテンコールを受けるとは、思ってもいなかった」と話した。