左太ももの張りで故障者リスト(DL)入りしているカブス和田毅投手(34)が5度目のリハビリ登板に臨んだ。傘下3Aアイオワで、敵地で行われたナッシュビル戦に先発し、5回2/3を投げて4安打2四球6奪三振1失点(自責1)。勝敗はつかなかった。防御率は3・25。

 初回に1死を奪った後、ウェンドルにフルカウントから9球目を右中間席に先制弾としてたたき込まれた。だが、その後は落ち着きを取り戻し、コーナーを突く巧みな投球術で6奪三振。5回以外は毎回走者を背負ったが、ホームを踏ませることはなかった。

 和田は「前回に続き、感覚っていう意味ではすごくよくなっています。ほぼ元の状態に戻っている。自分は準備はできたと言える状態になりました」と話した。