レンジャーズから戦力外通告を受け、阪神が獲得を検討している藤川球児投手(34)が、早ければ今日20日(米国時間19日)にも自由契約になり日米両球団との交渉が解禁となる。

 前日18日にメジャー出場の前提となる40人枠を外れたが、現時点ではレ軍が保有権を持つ。阪神も古巣として日本球界復帰の受け皿を整えており、18日には球団首脳が「戻ってきてプレーしてもらいたい心情はある」と話し、獲得に前向きな姿勢を示した。この日も球団首脳は「(球団内で)意見が違ってもいけない」と調整する方針を説明し、藤川自身の決断や他球団の動向などを踏まえて、正式オファーを出す流れになりそうだ。