ジャイアンツ青木宣親外野手(33)が「1番左翼」で先発し、四球を選んで7回の猛攻をつないだ。

 3点リードで迎えた7回1死二塁の第4打席。交代したばかりの2番手左腕ロバーツと対戦した。内角の球を見極めて四球を選び、1死一、二塁とすると、次打者パニックから4連打でジ軍は4点を記録。打者一巡の猛攻で一気に点差を広げ、今季最長、4季ぶりとなる7連勝に貢献した。

 その他の打席は左飛、中飛、二ゴロ、一ゴロで4打数無安打1四球1得点。6試合ぶりに無安打となり、打率は2割8分9厘となった。

 この日は雨が降り続き、9回裏途中で一時中断に。1時間44分の中断の間には、試合後に予定されていた花火大会を繰り上げて行った。

青木は「本当に強い雨だった。(先発ケンドリックは)打てそうで打てないようなピッチャー。狙いはよかったと思うけど、捕らえきれなかった」と話した。