同点の9回に登板したレッドソックス上原浩治投手は3安打に味方の失策も絡み、1死も取れずにマウンドを降りた。

 今季最多の4失点で3敗目を喫した上原は「取られたのは自分。ついていない部分もあったし、終わったこと」と、気持ちの切り替えに努めていた。

 先頭の1番ドジャーから2連打を浴びた。3番マウアーのバントを捕手が三塁に送球したが、サンドバルが後逸して勝ち越しを許した。4番プルーフには左翼へ適時打を打たれ、抑えの役割を果たせなかった。

 5月31日のレンジャーズ戦もサンドバルの失策からサヨナラ負けを喫した。今の上原には味方の守備のつまずきをカバーできる力強さが欠けている。