ヤンキース田中将大投手が7回1失点と好投してサイ・ヤング賞投手のナショナルズ・シャーザーに投げ勝ち、4勝目を挙げた。

 復帰登板して3勝目を挙げた3日のマリナーズ戦から中5日で先発した田中は、3回までナショナルズ打線を3者凡退に片づける完璧な立ち上がり。ドルーの先制ソロ本塁打で援護をもらった直後の4回、3番ハーパーにバックスクリーンまで高々と運ばれる同点ソロ本塁打を浴びたが、6、7回とも走者を許しながら無失点で切り抜けた。

 投球内容は7回87球を投げ、5安打1本塁打1失点6三振無四球で、防御率は2・48。

 1-1で田中が降板した直後の7回裏、ヤンキースは連打から相手失策で勝ち越してシャーザーをマウンドから降ろし、田中に勝ち投手の権利をプレゼント。さらに2番手ソーントンを打ち込んでリードを広げ、勝利を盤石なものにした。