ジャイアンツ青木宣親外野手（３３）が今季２度目の４安打で、打率を３割３分３厘とした。５打数４安打２得点。

　メッツ先発ハービーを第１打席でとらえた。１ボールからの２球目外角速球を右前に運んで出塁すると、続くパニックの６号先制２ランで生還した。第２打席には、当たり損ないの打球が投手、捕手、三塁手の中間に転がってラッキーな内野安打。２番手トーレスに変わった直後の７回先頭で迎えた第４打席には、外角スライダーを逆らわずに左翼へ打ち返して３安打目とした。

　締めくくりは９回先頭で迎えた第５打席。左腕リーザーシィッチから３球目低め速球を左翼への安打とし、後続の適時打でダメ押しとなる８点目のホームを踏んだ。

　青木は「（打率３割３分３厘に）うれしいですね。率もそうですけど、いい形で打てたし、今日は４本も出たしね。打席の中でいいスイングが比較的できているような気がします」と話した。