右広背筋を痛めて故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手は20日、傘下マイナー1Aエバレットの一員として本拠地でのユージン戦に先発し、3回2/3を投げ3安打1失点、3三振だった。

 負傷後初の実戦で56球を投げ「肩と脇に関しては、違和感はない。腕はしっかり振れている」と順調な回復ぶりをアピールした。

 1回からテンポ良く投げ続け、3回まで無失点。4回の先頭打者に本塁打を許し、さらに1死から二塁打を浴びる。2アウト目を取った後に交代した。投球内容を「バランスが悪い。自分のボールが投げられている感じではない。(本来の)半分ぐらい」と振り返った。

 岩隈は4月下旬にDL入り。今季は3試合で0勝1敗、防御率6・61。