ヤンキース田中将大投手は29日、先発予定となっている7月4日(日本時間5日午前2時5分開始予定)のレイズ戦に向けて遠征先のアナハイムでブルペン入りし、投球フォームの修正に取り組んだ。

 直近の2試合で計10回を13失点(自責点11)と精彩を欠く田中は、ノーワインドアップとセットポジションから計23球。直球、ツーシーム、カットボールの速球系だけを投げた。ロスチャイルド投手コーチは「現時点で重要なことは速球の制球(を改善すること)。ボールを投げるときの(体の)方向を正しくするということ。やりたいことはできた」と話した。

 今季5勝目を懸けたレイズ戦は中6日の登板間隔で迎えるため、もう一度ブルペンで投球練習を行う予定。