インディアンスの本格派右腕カラスコがレイズを相手に9回途中まで無安打投球を続けたが、2死一、三塁から中前打を浴び、直後に交代を告げられた。

 7回1死から四球を出すまでは完璧だった。9回に連続四死球でピンチを招き、124球目を捉えられたベネズエラ出身の28歳は「最後は少し疲れた。あと少しだったけどね」と笑顔で言う。

 メジャー7年目で初めて10勝に到達。「すべてがうまくいっている」と、快挙を逃してもご機嫌だった。