ヤンキース田中将大投手(26)がレイズ戦に先発し、3試合ぶりとなるクオリティースタート(6回以上自責点3以内)の力投を見せた。最速96マイル(約154キロ)の速球を軸とする基本スタイルで6回6安打3失点。リードを許して交代したものの、ヤ軍は延長12回に逆転サヨナラ勝ちを収めるなど、完全復調につながる登板となった。

 -6回3失点

 田中 相手投手がアーチャーだったので、初回の2点が自分の中でも重かった。すごく反省しないといけない部分。2回以降はうまく修正できた。今日は真っすぐをコーナーに、ある程度投げられていたのかなと。

 -登板間に取り組んだ修正ができたのか

 田中 2回以降、良くなったのは、初回を踏まえて試合中に修正できたということが良かったですし、登板間でやってきたことも、試合の中である程度やれていたとは思う。進歩はあったと思います。

 -体重を右足に乗せることとか

 田中 そういうシンプルなところもありますし、自分の感覚的なところでの部分もあります。