ヤンキース田中将大投手(26)が、6月9日以来1カ月ぶりとなる5勝目(3敗)を挙げた。

 球宴前最後となる登板で、今季最長となる7回2/3を2安打2失点(自責1)1四球6奪三振。今季最多の114球を投げて勝利投手となった。

 2回に捕手の打撃妨害と2二塁打などで2点を失い、一時は逆転されたものの、その後は19打者連続凡退(振り逃げ1を含む)と、危なげない投球を披露。味方打線が4回に勝ち越したリードを保ち、救援陣にバトンを託した。

 防御率は3・63。

 最速は時速94マイル(約151キロ)。

 登板後は、「チームも勝ちましたし、自分自身も調子が上がってきているという実感が持てる登板でした。100球を超えて投げられたので、またひとつステップが踏めたかなと思います」と振り返った。