大リーグの後半戦が再開した。

 第1戦の先発を任されたヤンキース田中将大投手(26)は、7回5安打3失点で今季6勝目(3敗)を挙げた。

 1点リードの3回表、2番シーガーに同点ソロを浴びた。再び1点をリードした5回表2死一塁には、またしてもシーガーに2ランを浴びて逆転された。

 その裏、味方打線が同点に追い付き、田中は3-3のまま、7回を投げ終えて交代した。

 その粘りが通じたのか、7回裏にはA・ロドリゲスが勝ち越しの19号ソロを放ち、田中に白星が転がり込んだ。

 防御率は3・65。

 球数は103球。

 最速は時速94マイル(約151キロ)。

 試合後の田中は「点の取られ方が悪すぎました。勝つと勝たないとでは大きな違いなので、今日は本当に勝たしてもらったという気持ちが大きいです」と、淡々と振り返った。