ヤンキース田中将大投手(26)が自己ワーストタイの3被弾ながら、今季7勝目(3敗)を挙げた。

 打線の大量援護に恵まれたこの日は、オリオールズ打線を相手にスライダーとスプリットを効果的に織り交ぜながら攻めた。2回に先頭デービスにソロ弾を許したが、その後は6回2死からパレデスに右中間二塁打されるまで打者15人連続で安打を許さずの好投。7回を投げ終えても90球と球数少ない快投を見せた。

 だが、マウンドに戻った8回に1死からハーディ、2死からマチャドにそれぞれソロ弾を浴び、101球で降板。

 7回2/3を投げて5安打(3本塁打)7奪三振で3失点(自責3)。防御率は3・64となった。

 田中は「本当にいい投球が今日はできていたと思いますが、最後の2本のホームランで台無しにしてしまったという感じですね」と8回の2本塁打を悔やんだ。

チームは同地区オリオールズをスイープ。今季最多の貯金12とした。