ヤンキース田中将大投手は29日(日本時間30日)に敵地アーリントンで行われるレンジャーズ戦での先発登板に向け、遠征地のミネアポリスでブルペン入りした。

 ノーワインドアップとセットポジションで計32球。普段通り変化球を織り交ぜながらフォームをチェックした。投球練習を見守ったロスチャイルド投手コーチは「どの投手もそうだが、彼にとっては特に速球の制球が大きな鍵」と話す。田中の武器のスプリットやスライダーをより効果的に使うために速球系のコントロール改善が重要と説明した。