マーリンズのイチロー外野手(41)が「7番右翼」で先発し、メジャー通算2900安打にあと「1」に迫る安打で連敗ストップに貢献した。

 1点を追う5回1死一塁で打席に立つと、ナショナルズ先発J・ジマーマンの初球速球を右中間に弾き返した。この間に一塁走者は三進に成功。次打者の右犠飛で同点に追いつき、6回の勝ち越し劇の呼び水とした。

その他の打席は、中飛、敬遠、投ゴロで、3打数1安打1四球。打率は2割4分4厘となった。

 チームは、先発フェルナンデスが4四球と苦しみながらも6回1失点の力投。打線もこれに呼応するかのように11安打で4点を挙げ、連敗を3で止めた。

 この日の勝利で、フェルナンデスはデビュー以来本拠地で負けなしの15連勝。

 イチローは「絶対ゲームを作るピッチャーなので、そもそもその時点でアドバンテージですから、チームも。場所は関係なく、それを持っているピッチャーだと思いますよ」と称えた。