左肩三角筋の炎症で故障者リスト(DL)入りしているカブス和田毅投手は1日(日本時間2日)、傘下マイナー3Aアイオワの一員として敵地でのコロラドスプリングズ戦に先発し、6回を9安打5失点と精彩を欠いた。

 得点圏に走者を抱えてから持ち味の粘りを発揮できなかった。3回は4長短打で3点を失い、5回にも2失点。87球を投げ、序盤の大量援護で3勝目(4敗)を挙げたものの「球もいってなかったと思うし、コントロールも全然良くなかった」と元気がなかった。

 7月6日に始めたマイナー公式戦での調整登板は今回で6試合目。DL入りしたままマイナーで登板できるリハビリの期間は規定で30日間までと決まっている。カブスは7月31日に先発投手を補強したため厳しい立場だが「いまは結果が出てないので何も言うことがない。自分にできるのは結果を出すこと」と気丈に話した。