ヤンキース田中将大投手が7回途中3失点で8勝目(4敗)を挙げた。

 1回に1点の援護をもらった田中は4回まで1安打に抑えていたが、5回1死からナポリに左二塁打を打たれた。次打者デアザの三塁前へのバントは田中が取りにいったが、三塁手と交錯して一塁へ送球できず二、三塁。ここでスワイハートに左前へ同点適時打、ブラッドリーには左犠飛を打たれ1-2と勝ち越しを許した。

 しかしヤンキースは6回にテシェイラ、マキャンの適時打などで3点を奪って4-2と逆転。田中は7回も続投したが、先頭のサンドバルに右中間スタンドへ運ばれるソロ本塁打を浴びて4-3と1点差に迫られ、勝利投手の権利を持って降板した。

 投球内容は6回0/3で88球を投げ、5安打3失点3三振1四球で防御率は3・84。

 ヤンキースは7回裏にマキャンの3ランが飛び出すなど9点を追加し、13-3とリードを広げそのまま逃げきった。