マリナーズ岩隈久志投手が味方打線の援護で3勝目(2敗)を挙げた。

 2回に2死から二塁打と死球で一、二塁のピンチを招き、9番ウィルソンに適時二塁打を浴びて2点を先制された。1点差となった後の4回には、1死一、三塁から暴投で3点目を失い再び2点差とされた。しかし、5、6回を無失点に切り抜けた後、味方打線が奮起し5回に1点を返し6回にはクルーズとカノの連続ソロ本塁打でついに4-3と逆転した。

 岩隈はリードした後の7回も続投し、3者凡退に抑え勝ち投手の権利を持って降板。救援投手が無失点に抑えてマリナーズが4-3で逃げ切り、白星を手にした。

 投球内容は7回118球を投げ6安打3失点6三振無四球で、防御率は4・41。