ジャイアンツ青木宣親外野手(33)が「2番左翼」で先発し、4打数1安打だった。打率は3割5厘。

 最終回の追い上げに貢献した。5点ビハインドで迎えた9回。ジャイアンツ打線が意地を見せて2点返した2死二塁で打席に立った。カブス5番手モットを相手にカウント1-1から3球目低めに甘く入ったカットをライト前に弾き返し、適時打とした。「つないでいくことしか頭になかった」という青木の適時打でチームは2点差まで詰め寄ったが、勢いに乗るカ軍を捕らえきれなかった。

 その他の打席は、一失、四球、一ゴロ、二飛。

 チームはこれで3連敗。青木は「特にシカゴに来てから、流れがあまりよくない。あと1試合あるから、とにかくそれを取ってホームに帰りたいです」と話した。