ヤンキース田中将大投手(26)が、6回7安打4失点(自責3)2四死球3奪三振の内容で、6敗目(9勝)を喫した。

 昨年に続く2年連続2桁勝利は、次戦以降に持ち越しとなった。

 3回に1点を先制され、同点に追い付いた直後の5回には、味方内野陣の失策で勝ち越し点を許した。

 さらに、6回表には4番サンタナにソロ本塁打を浴び、1-3とリードされた。

 7回表、先頭ラミレスに左前打を許したところで交代。後続の救援投手が、その走者の生還を許したため、田中に4失点目が記録された。

 黒星を喫したものの、4試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以内)をクリア。それでも、試合後は「打たれた時はボール先行になってしまっていた。カウントを整えるのに苦労した部分が多かったと思う」と、反省の言葉を口にした。

 防御率は3・61。

 球数は107球。

 最速は時速95マイル(約153キロ)。

 試合は、ヤンキースが終盤追い上げたものの、連敗を喫した。