マーリンズのイチロー外野手(41)が、メジャー通算1万打席に到達した。「2番右翼」で出場したパイレーツ戦の第1打席。右飛に倒れ、安打でこそ飾れなかったものの、区切りの数字に届いた。15シーズン目での到達は、ピート・ローズの14シーズン目に次ぐ史上2番目のスピード。

 -1万打席は知っていた

 イチロー うん、うん。まあ、1万という数字に関しては、それなりの思いは確かにあるよね。

 -自身よりも速い到達はローズだけ

 イチロー そういう人との比較になる。人はそれはいいですけど、僕の中ではそうではない。あくまでも僕の指針というか、僕の中にある感覚を人と比べるとそうなってしまうけど。

 -16年目到達もジーターらすごい名前ばかり

 イチロー 申し訳ないですね。そんな中に僕の名前が入ってしまうなんて。

 -健康維持と信頼

 イチロー そんなこと振られても知らない。健康であることは当然。信頼も人がどう思って僕を起用しているか分からないから。

 -長かった

 イチロー やっぱり1つずつの積み重ねしかないと感じる瞬間ではあったね。