ワイルドカードから勝ち上がったカブスはエース左腕レスターの好投が実らず、シリーズ初戦を落とした。1回に連打で先制点を許したものの、その後は相手の先発ラッキーを上回る9三振を奪うなど7回まで追加点を許さず、味方の援護を待ち続けた。

 しかし8回1死から代打のパームに本塁打を打たれた。レスターは「狙い通りの球を投げたが、相手がミスしなかった。野球はこういうこともある」と潔かった。