カブスがポストシーズンでのメジャー記録となる6本塁打で打ち勝った。2-2の5回、新人の3番ブライアントが左越えに2ラン。続く4番リゾも右翼スタンドに運んだ。

 3、4番の若い主砲はこの試合までプレーオフ無安打だった。スタンドを埋めた地元ファンに豪打を見せたブライアントは「投球を強くたたくことができた」と喜んだ。

 レギュラーシーズンで30球団唯一の防御率2点台だったカージナルス投手陣を打ち崩し、マドン監督は「本塁打が多く、見ていて楽しい野球だった。若手がいい仕事をしている」といつも通りひょうひょうと話した。