レギュラーシーズンで30球団最多の100勝を挙げたカージナルスは、5年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を逃した。

 1回に2番ピスコッティの2ランで先制。しかし中3日の登板間隔で臨んだ先発ラッキーが2回に崩れ、本塁打を含む4安打で4失点とあっさり逆転を許した。4回からは継投策に転じ、6回に4-4に追い付く粘りを見せたが、直後に勝ち越しソロを浴びて流れを引き寄せられなかった。

 この日はチームの支柱である正捕手モリーナが左手親指の負傷で欠場。万全の態勢とは言い難かった。それでもマシーニー監督は「今季を振り返れば、チーム一丸となって戦った。何の後悔もない」と選手をたたえた。