マリナーズがジャイアンツからフリーエージェント(FA)となった青木宣親外野手に関心を示していることが分かった。11月30日に地元紙のザ・ニューズ・トリビューン(電子版)が報じた。

 球界関係者が「マリナーズは(青木に)本当に興味があるようだ」と話しているという。スピードがあり、出塁率が高いというチームの補強ポイントに合致する、とも伝えている。

 33歳の青木は今季、93試合に出場し、打率2割8分7厘、5本塁打、26打点、14盗塁。左翼の定位置をつかんでいたが、6月に右脚、8月には頭部に投球を受けて離脱。脳振とうの後遺症に悩まされ、9月は2試合の出場にとどまった。

 マリナーズには岩隈久志投手が今季までの4年間所属。先発の柱として活躍していたが、現在はFAとなっている。