ジャイアンツからFA(フリーエージェント)になっていた青木宣親外野手(33)が3日(日本時間4日)、マリナーズと正式契約を交わした。

 金額は明かされていないが、1年契約で、2年目は一定の成績をクリアすれば更新されるベスティングオプション。背番号は、「8」に決まった。

 午前中にフィジカルチェック(身体検査)を受け、その後、契約書にサイン。本拠地セーフコフィールドで行われた記者会見では、冒頭に「ハロー、シアトル」と英語で自己紹介。「日本になじみがあり、学生の頃から憧れの球団。必ず(チームに)フィットすると自分にも期待しています」と抱負を語った。

 また、同席したディポトGMは「外野をより固めるためにも、ノリを獲得したかった。と同時に、彼は打席でコンタクトできるし、我々にとてもフィットするだろう」とコメントし、レギュラーの1番打者として期待していることを明かした。

 なお、青木は、マリナーズで9人目の日本人選手。