米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーは21日、ウエーバーを経ずにトレードができる期限を、今季に限って例年より1日遅らせて8月1日にすることを公表した。AP通信が伝えた。

 駆け込みでトレードが成立する7月31日が今年はデーゲームばかりの日曜日にあたり、期限の東部時間午後4時がどの試合にも影響を与えるため。移籍する選手は通常、先発メンバーから外れるなどする。

 機構はまた、悪送球がスタンドに入ったり、観客の妨害でプレーが止まったりした際の走者の位置確認にもビデオ判定を使えるようにするとした。