右肘靱帯(じんたい)修復手術からの復帰を目指すレンジャーズのダルビッシュ有投手は9日、肘について「痛くもないし、違和感もない。体は手術前よりも全てにおいて力はある」と順調な回復ぶりを示した。問題がなければ3月にブルペンでの投球練習を始めることを明らかにした。

 この日はアーリントンのリハビリ施設で取材に応じた。現在は週6日、バッテリー間から40メートル弱の距離でキャッチボールを続けている。肘に負担がかかるとされるスライダーは禁止されているが、チェンジアップやカットボール、ツーシームは既に投げているという。

 5月半ばから6月初旬に期待される戦列復帰については「投げる姿は想像できる。どのくらいの球を投げられるのだろうと今は楽しみなことしか考えてない」と意欲的に語った。

 昨年3月に手術を受けたダルビッシュは今季がメジャー5年目。19日にアリゾナ州サプライズでキャンプインする。